リフレクソロジーの注意事項
リフレクソロジーをはじめる前には、まずきちんとしておかなければいけない準備事項があります。まず、行う時間帯としてはできればバスタイムのあと、体の緊張がほぐれて筋肉がやわらかくなったタイミングを選びます。休日の時間を利用して行いたい場合には、足の部分だけを温めるフットバスのあとでもよいでしょう。タオルで丁寧に足の水分を拭き取ってから行います。
また、リフレクソロジーでは指先を使って反射区と刺激してゆくので、爪の手入れも欠かせません。爪を短めに整えておかないと、刺激する部分の皮膚に傷をつけてしまうことがあります。爪切りを使って切ると爪が割れたり鋭く尖ってしまう場合があるのでできれば詰め専用のやすりをつかい、なめらかな爪の先になるように整えておいてください。
さらに、リフレクソロジー前にはげんこつをつかって軽く足の裏の皮膚を叩いてほぐします。足の裏は皮膚が硬いので、まずやわらかくほぐすという作業が必要になります。また、叩くという仕草によって足の裏の血行が促進されるので、そのあとに行うリフレクソロジーの効果が高まります。面倒臭がらずかならず順番に準備を整えるようにしましょう。
リフレクソロジーは、自然治癒力を高めるために行う療法です。そのため、既に何らかの病気にかかっているときなど、免疫力が起きているときには刺激を与えるべきではありません。風邪を引いていたり、熱がある、妊娠中などにはお休みをして体を安静にしておくようにしましょう。